龍頭観世音菩薩

 死んでから極楽にでは、遅くないですか?禅宗寺院では、即身是佛・即身即佛 三界唯一 心・心外無別法などと申しまして今を大切にして生きること、自らが佛様の資質を宿して いることに気づいていただこうとします。
 厳しい坐禅や作務(掃除)などは自分自身との真剣な対話です。 毎日何もせず無為にして いると、あっという間に時間が過ぎ、命が無くなります。 一日一日何を為せるか自分との 戦いですね。 死んでからのことは考えるまでもないのです。だって佛の生き方をしていれば、生きているうちにもう仏様に成っている(成仏)のですからね


交通アクセス・周辺地図

【電車・バスの場合】
岐阜駅よりバス(三輪釈迦行き・加野団地行き)乗車30分
加野光町下車徒歩5分程
【車の場合】
国道156号線から藍川橋西進1km程

周辺地図

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寺 史

 当寺は宝徳年間(1460)頃 麟巌和尚が創建し、その始めは東川寺と称していたらしい。その後承久の乱により世は乱れ当寺も衰退・廃寺状態であったらしい。後に寛永年間、水岸 本滴という和尚がこの地を通りかかり当地の土佛の澤に棲むという龍を退治して害難を除き、村人に請われて開山となられました。
  和尚は七日の間加持して龍に法を説かれました。恐ろしい龍も遂に懺悔して佛戒を受け龍身 を解脱し、この地を守護することとなりました。慶安元年(1648)人々は麟巌和尚の建 てた寺の跡地を献じて伽藍を建立して山号を龍徳山、寺名を洞泉寺に改めたのであった


寺 宝 ・ 見 所
 

 嘉永6年(1853)建立の鐘楼門である。山号額「龍徳山」が威風を放ち、雨風に耐え て歴史を刻んでいる。
 梵鐘は戦争に供出されたため しばらくは無かったが、村内外に寄付を募って昭和25年に新たに鋳造されている 釈迦涅槃図 大幅絹本の釈迦涅槃図は御開山様の時代のものらしい。
 平成になって修理しているがかなりの傷み具合。年月を感じる一品である。        

 



年中行事
1月15日 大般若転読法要 (大般若経六百巻転読祈祷)
2月初午 当山鎮守 清光稲荷大明神大祭 (開運守)
2月15日 釈尊涅槃会
3月21日 (彼岸会) 彼岸会 嘆佛法要 先祖供養・永代納骨供養
4月 8日 (花祭り) 釈尊降誕会 お花見会
8月15日 (お盆) 盂蘭盆大施食会(お施餓鬼)朝 8 時〜12 時
8月24日 (地蔵盆) 延命地蔵尊 御供養 19 時〜20 時 献灯籠まつり
9月下旬 (彼岸会) 校区 老人会 物故者慰霊法要 彼岸会
12月31日 (除夜の鐘) 除夜の鐘撞き 年越しどん兵衛 ・UFO を進呈(108 名まで)


 
 
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