聖観世音菩薩

 法華寺は、三田洞の弘法さまと親しまれ、美濃三弘法の一つでもあります。四季折々の景色が楽しめる境内でありますし、庫裡にて、なめしでんがくや精進料理(要予約)を行っておりますので、食事をしながら境内を眺めていただくのもよろしいかと思います。


交通アクセス・周辺地図

【電車・バスの場合】JR岐阜駅または名鉄岐阜駅より高富方面行きの岐阜バスにて「三田洞」下車、徒歩15分。同・名鉄バスにて「三田洞」下車、徒歩15分。三田洞団地行き市営バスにて「三田洞弘法口」下車、徒歩5分。
【車の場合】名神高速道・岐阜羽島ICまたは一宮ICより1時間。駐車場あり。大型車5台、普通車50台可。

周辺地図

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寺 史

 当寺は弘仁七年に空海上人(弘法大師)が三田洞山中に創建され、当寺にて法華経を講座されました霊場であります。当時嵯峨天皇の勅願所として法華寺の名を給わり、又この霊場を取りめぐらす山々の姿が印度天竺の山様に似ているところから「霊鷲山」の山号を給わったのであります。創建当時は現在地よりさらに約二キロ奥の谷間にありまして、弘法大師を開基とし聖観世音菩薩を本尊として、七堂伽藍が造営されていたのでありますが、寛永年中(1620年)火災、天災によって堂宇の殆んどは山津波によって押し流され、無残にも廃墟と化したのでありますが、祖師堂及び一宇の坊舎が残ったのを、寛永年中(1623年)郡代石原清左衛門が堂宇を修築し高野山の僧、空全和尚を招き中興とし、爾来弘法大師をも本尊として聖観世音菩薩と両存せられるに至りました。


寺 宝 ・ 見 所
 
  境内の建物は本堂のほかに不動堂、太子堂、鐘楼、稲荷堂、庫裡と、優雅な茶室があります。また宝物には、阿弥陀如来立像、両頭愛染明王坐像を所蔵しております。さらに、弘法大師のお手植えと伝う菩提樹、大師が杖とされた竹生島の竹が千古の縁を伝えて今に生植しております。
  さくら、新緑、もみじなど、四季を通じた境内の美しさは、全域が市の名勝指定とされております。
年中行事
2月  節分星祭り
毎月21日弘法大師命日


 
 
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