盗人不知
十一面観世音菩薩



交通アクセス・周辺地図

【電車・バスの場合】JR岐阜駅バス乗場12番 加野団地線「三輪釈迦」下車、又は11番 高見線「三輪」下車 徒歩10分
【車の場合】東海北陸道美濃ICから県道94号線を岐阜方向へ10分三輪宮前の信号200m先を左折し、北へ700m直進

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寺 史

 大智寺は、約800年前に天台宗の寺院として建立されていたが、戦国時代には荒廃し、その地を北野城主であった鷲見美作守保重によって菩提寺として再興されたのが今の大智寺である。
 時に明応9年(1500年)3月19日岐阜瑞龍寺悟渓和尚八哲の一人玉浦宗眠和尚を請じ、開山始祖とした。その後、多数の高僧を輩出し、寺内には12院の寮舎があった。また、玉浦派寺院は全国に敷衍し「玉浦派古道場」の碑がたてられている。
 さらに徳川時代には、幕府より18石8斗の御朱印を受け葵の紋を許された。現在も、大智寺の勅使門・仏具などに葵の紋が使われている。
 以来、現住職を以って19世である。



住職からのメッセージ

 観音様は、俗人の私たちが日常生活の中で人としての正しい道を歩めるようにと、お釈迦様が贈って下さった菩薩様です。
 大智寺の観音様は、元々文久2年の「美濃西国手引記」に「第21番札所 北野の聞性庵十一面観音」と記録されているように、江戸後期の巡礼札所聞性庵にお祀りされていました。
 聞性庵は、かつての大智寺塔頭の一庵でした。その庵で、観音様は長年村人に守られ親しまれてきました。庵の戸は年中開け放たれ、何時でも誰でも参拝できる庵でした。しかし時が経つに従い、世に悪人の絶える事なしで、次々と仏具や地蔵様、お前仏が消えていきました。そんな中で、唯一この秘仏の観音様だけは難をのがれ、現在まで安置されて参りました。世の俗悪から身を守って下さる「盗人不知の十一面観音様」です。



寺 宝 ・ 見 所


観音様厨子(秘仏)


大ヒノキ

 

年中行事
1月1〜3日 修正会  10:00〜
1月15日 大般若会 10:00〜 
文供養・左義長 13:00〜
2月15日 涅槃会
3月20日 彼岸会
5月5日 降誕会(花まつり)
8月15日 施餓鬼会
8月下旬 座禅とお経の合宿
9月 観音講・彼岸会
10月30日 開山忌
12月8日 成道会
12月31日 献灯会と除夜の鐘



アドレス:hybsr245@ybb.ne.jp

 
 
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